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キャバクラ嬢に電話して店外デートする(6月26日)

キャバ嬢に電話して店外デートする方法


6月26日


午後3時、、、このくらいの時間であれば、姫(キャバクラ嬢)も起きているだろう。
もし、外出しているなら、この猛暑でへばっているかもしれない。
私は携帯を取り出すと、非通知でかける。
案の定、着信拒否で留守録が出た。
これで、罰ゲーム確定である。


私は、電話を切ると、もう一度、今度は、番号通知でかけなおした。
コール3回で出る。
「はい、、、?」
「指宮だ、早速だが罰ゲーム確定だね。」
「ええっ~!? 私、着信あって、すぐ出ましたよ。」
「ダメだ、はじめに非通知でかけたら、出なかった。」
「うそ~、、、そんなのなしです~。」
「嘘ではない、いずれにせよ君は出なかった。」
「、、、罰ゲームですか?」
「そう、罰ゲームだ。、、、今は、どこにいる?」
「自分の部屋ですけど。」
「そうか、、、ブラウスは持っているかね?」
「ブラウス? はい、、、持ってますけど。」
「よろしい、じゃあ、君は、今から支度をして、5時30分に新宿のアルタ前に来るんだ。ただし、ブラウスの下は下着はつけてはいけない。」
「ええ~っ、今からですか?」
「そうだ! 何か、予定は入っているのかね?」
「、、、いいえ。予定は入っていませんけど、、、。」
「では、ちゃんと5時半までに来れたら、御褒美に昨日のタバコのカラクリを教えてあげよう。」
「ええ~、、、。」
「もう一度いう、これは罰ゲームだ。逃げたりしたら、もっと、厳しい罰が待っているぞ。」
「ふえ~ん、わかりました。今から支度します。」


この日は、外回り接待&直帰ということで、5時前に会社をでる。
しかし、熱い。
新宿には、20分には、ついていた。
わざと、駅ロータリーの日陰側にいて、アルタ前の雑踏を観察する。
30分過ぎ、正確には36分頃、駅から横断歩道を飛ぶように渡って、髪の長めのトランジスタなシルエットが、アルタ前まで走って行くのが見えた。
日傘を通行人に刺しそうな勢いだ。
アルタ前で、女は周囲を見回すと、腕時計を見た。
「遅刻だな。」
私は呟くと、携帯を取り出す。
姫(キャバクラ嬢)にダイヤルした。


道路の反対側で、髪の長い例の女が、バッグから慌てて携帯をとりだす。
「はいっ!!」
「時計をみただろう? 遅刻だね。」
「ごめんなさい、電車に1本乗り遅れてしまって、、、。」
「この遅刻分も、罰ゲームに加えよう。」
「ええ~っ。」
「まあいい、、、私に逢いたいか?」
「はい、どこにいるんですか?」
姫(キャバクラ嬢)は携帯を片手に、きょろきょろと周囲を見回す。
「探しても見えないよ。、、、いいから言う事を聞いてごらん。」
「、、、。」
「まず、アルタを背にして、右に道路沿いに歩くんだ、、、果物屋を過ぎて、、、そう。」
姫(キャバクラ嬢)は私の指示に従って、歩き出した。
「そして、その右側のビルを見てごらん、珈琲屋の看板があるだろう?」
「はい、、、ありました。」
「その階段をおりて、店に入りなさい。」
そこまで言って、私は一方的に電話を切る。
しばらく、姫(キャバクラ嬢)はきょろきょろしていたが、日傘を畳んで、肩掛け鞄を引き上げると、階段を降りて行った。


私が道路を渡って、店の階段をおりた時、姫(キャバクラ嬢)は店に入らず、入り口から中の様子を覗いていた。
「何をやってる!」
「きゃあ!!」
ピョンと飛び上がった姫は、おっかなびっくり振り返る。
「、、、さ、指宮さん?」
「そうだよ、さ、、入って。」
促されるままに、姫はドアをくぐった。


店はやや込んでいて、奥まったコーナーへ案内される。
エアコンが涼しい、、、。
モカとアールグレイを注文した。
見ると、姫(キャバクラ嬢)は、グレイのブラウスにストールを羽織っている。
下は、ややタイト目のスカートだ。
私は、姫の全身を一瞥すると、瞳を見つめた。
「なかなかセンスのよいブラウスだ、、、しかし、下着は?」
「下着は、つけて、来ませんでした。、、、言われた通りに。」
姫(キャバクラ嬢)は、伏せ目がちになって答える。
「そうですか、なら、一つは合格ですね。これで、罰ゲームは2つ分だ。」
「2つ分ですか、、、(笑)」
ぎこちない笑みだった。


「1つ目は、私の質問にちゃんと答える事。」
飲み物が来てから、私は姫(キャバクラ嬢)のプロフィールや現状について、次々に質問して行く。
質問の中には、ちゃんと下ネタも配して、答えさせる。
姫もそれなりに解答してくれるので、会話としてリレーが、なりたったのは嬉しかった。
ネタがなくなったので、2つ目に入る事にした。
「それでは、次の罰ゲームだ。これがちゃんと出来たら、御褒美としてカラクリを教えよう。」
「はい。」
「では、私がこれから言う質問と提案には、全て、『はい』か『いいえ』で応えてなさい。」
「はい。」
「お店の店長はきらいです。」
「はい。」
「マネージャーは、もっと嫌いです。」
「はい(笑)」
「酔っぱらったスケベな客は、さらにもっと嫌いです。」
「はい(大笑)」
「、、、では、つぎ、働いている仲良しの娘は、好きです。」
「はい。」
「さっき聞いたけど、うなぎはもっと好きです。」
「はい(笑)」
「罰ゲームで意地悪するけど、これからウナギを食べに連れて行ってくれる指宮さんはもっと好きです(笑)」
「はい(大笑)」
「じゃ、決まり。これ、飲んだら、うなぎ屋に行こう。」
「はい!」


珈琲屋を出ると歩いて、伊勢丹方面へ向かう。
「君は、私と歩くと手と繋ぎたくなる。」
「はい(笑)」
私が手を差し出すと、姫(キャバクラ嬢)は、手を握って来る。
そのまま、手を繋いで歩き、伊勢丹の裏にある、ちいさな和食屋ののれんを潜った。
カウンターに通され、メニューを見る。
「うなぎでいいかい?」
「はい。」
「どれが、いい?」
「え~っと、じゃあ、うな重がいいです。」
「ぶぶ~!!」
「ええっ!? な、なに?」
「私は、全て、『はい』か『いいえ』で応えてなさい、、、と言ったはずです。まだ、罰ゲームは終わっていないのに、さらに罰ゲームです。」
「ええ~っ、酷い。」
「酷くない、いつ、合格っていいましたか?」
「うう~。」
「わかりましたか?」
「、、、はい。」
「はい、よくできました。では、2つ目の罰ゲームは終わりです。御褒美にうな重を頼みましょう。店長、特上を2つね!」
「やったぁ~。」
「御褒美です。」
「はい、ありがとうございま~す。」
「では、次の罰ゲームは、後でしましょう。考えておきます。」
「げ~。」


だいぶ打ち解けてきた中、うな重を食べながら、タバコのトリックをあかす。
「ようは、錯角なのだよ。」
「へえ~、私はてっきり、催眠術か何かをかけられたのかと思ってました。」
「催眠術? ふうん、信じているの?」
「ええ、、、まあ(笑)」
「じゃあ、かけてあげようか? 催眠術。」
「本当ですか?」
最後に、お茶が出て来る。
「ああ、このお茶を飲んだらね。」
「あら、茶柱。」
この店は、かならず茶柱を立てた茶を出すのだ。
「ちょうどいい、この茶柱を見て、、、さあ、3つ数える。3つ数えると、君は、淫乱になる。それも、手錠をかけられて、自由を奪われた時、目の前の男にたまらなく欲情する。、、、1、2、3! はい、かかったよ。」
「あはは、なんですのん? それで、催眠術ですか?」
「そう! でも、かかったか、どうか、確かめられないね(笑)」
「本当に、催眠術なんてあるんですか?」
「あるさ、じゃあ、次の店で、詳しく教えてあげよう。時間は大丈夫だね?」
時計を見るとまだ7時過ぎだ。
姫(キャバクラ嬢)も自分の時計を見る。
「はい、大丈夫です。」


店を出ると、再び、手を繋いで、歌舞伎町方面に向う。
雑居ビルの7F。
行きつけのバーにエレベーターで昇って行く。
扉を開くと、若い男女のバーテンが二人だけ。
「マスターは?」
「今日は、まだです。、、、9時過ぎになるかと、、、どうぞ。」
私と姫(キャバクラ嬢)は、カウンターへ座った。
それぞれニューヨークと、ファジーネーブルを頼む。
そこで、飲みながら、催眠術についてエジプトの歴史から、ゆっくりと話し始める。
「ふうん、、、。」


20分も話さない内に、姫の大きめの瞳が、やや細くなって来た。
私は、次のカクテルを頼んだが、姫(キャバクラ嬢)のは、すすみが悪い。
話の途中で、メダルに繋がったキーホルダーをカウンターに置く。
「?」
姫(キャバクラ嬢)は、メダルを見つめた。
カウンターのスポットライトを反射して輝いている。
「こう言った対象に意識を集めさせるのさ、、、。」
私の説明はつづく。
姫が1杯目のカクテルを、やっと飲み終わった。
私は、バーテンに、シンガポールスリングを作っておくように頼むと肩を竦める。
「姫、、、こっちへおいで。」
「はにゃ?」
腕をとって立たせると、姫(キャバクラ嬢)をトイレに連れて行く。
この店のトイレは、男女兼用だが2畳くらいあって異様に広いのが特徴だ。
しかも、いつもきれいに掃除が行き届いているのもいい。
ここに、姫を連れ込んだ。


「え、、、何で、トイレ。」
「いいから、はい、後ろを向いて~。、、、3つ目の罰ゲームね。」
手を繋いだまま後ろ、すなわち壁側を向かせてて立たせる。
残った手を掴むと、私は、右のポケットからSMにつかうオモチャの手錠をだし、姫の手首にかけた。
「え~っ、何これ!?」
姫(キャバクラ嬢)は、私に向き直り、手首を振りほどこうと、手錠をがちゃがちゃさせた。
私はもう一つ手錠をポケットから出してみせる。
「これと同じものだよ。」
「手錠!? ほんとう? やだコレ。」
「3つ目の罰ゲームだ。そんなに恐い事はしない。ここにカギがある、それを君の立っている後ろの台に置くから、君はそれを後ろ手に拾って、自分でカギを開ける。開けられれば、合格さ。」
「やだ~、変態みたい。」
「そう、変態かもね。でも、さっきの催眠術憶えている?」
言いながら、私は姫に近付いた。
「あ、、、手錠、、、。」
「そう、君は既に淫乱になっているかも? 催眠術のせいでね。」
「、、、そんなハズない。」
「本当に?」
言って、私は唇を近付けた。
姫の唇は微かに震えているが、抵抗する気配はない。
それを確認すると、唇を重ねた。


つづく

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Posted by kudoki : 17:39 | Page Top ▲